紹興酒の分類 (醸造法により4つに分類される) |
|
元紅酒(げんこうしゅ) |
もっとも歴史の古い伝統的な製造法によるものであり、紹興酒造りの基本。殆どが中国国内で消費される。
アルコール分15〜16% 糖分0.5%以下 |
加飯酒(かはんしゅ) |
元紅酒に次ぐ歴史を持つ伝統的な製造法によるもの。元紅酒より1割以上もち米を多く使用しており(加飯とはこの意)、その分コクと香に富む高級品。食中酒として最適であり、最も輸出量の多い紹興酒である。一般的に紹興酒と呼ばれるのが加飯酒である。
アルコール分17〜18% 糖分2% |
善醸酒(ぜんじょうしゅ) |
今世紀初頭に開発された甘口の紹興酒。1〜3年貯蔵した元紅酒を仕込水に一部使用する。
アルコール分15% 糖分8% |
香雪酒(こうせつしゅ) |
仕込水の代わりに紹興酒の酒粕より取った焼酎を使用する。かつては、紹興酒の甘さ調整に使われた。日本のみりんの製造に似ている。
アルコール分18〜20% 糖分20% |